乳類販売業を行いたい場合には、許可なく行ってしまいますと、営業停止となり、行政処分や処罰の対象とされる場合があります。

 

この際に必要となる許可が、食品衛生法に基づく営業許可の必要な34業種の中の「乳類販売業許可」になります。

この許可を取るためには、都道府県知事が定めた製造施設、製造設備などの基準に適合しなければならず、製造場所の所在地を管轄する保健所で基準等の確認が必要となります。

それでは、この「乳類販売業許可」の定義とは、一体何なのでしょうか?

乳類販売業許可」の定義は以下のとおりとなりますので、確認してみましょう。

乳類販売業の定義】
① 直接飲用に供される牛乳、山羊乳若しくは乳飲料(保存性のある容器に入れ、115℃以上で15分間以上加熱殺菌したものを除く。)又は乳を主要原料とするクリームを販売する営業をいいます。
② 店舗を有するか否かは問わず競技場等における立ち売りも対象とされます。
③ 自動販売機による乳類の販売も対象となります。ただし、コップ式自動販売機での乳類の販売は認められません。
④ 雇用関係にある従業員が牛乳の宅配を行う場合、会社が乳類販売業の許可を持っていれば良く、従業員が改めて許可を持つ必要はありません。

乳類販売業」の施設の基準としては、食品衛生法に基づく営業許可共通の基準以外に次のような「乳類販売業」としての基準がありますので、確認してみましょう。

乳類販売業の業種別基準】
① 施設には、便所及び給水施設を設けること。
② 施設には、食品を10℃以下に保存できる冷蔵庫、陳列設備又は冷蔵庫を設けること。ただし、常温保存可能品のみを販売する乳類販売業にあっては、冷蔵庫を設けないことができる。
③ 乳類販売業にあっては、空きびん置場を設けること。

以上、乳類販売業許可についての解説です。